マットでおしゃれな壁にも!壁が黒板になる黒板塗装とは

DIY塗装

  • 黒板塗装の塗料はどんなものがあるの?
  • 店舗の設計で黒板塗装を使いたいけど注意点は?
  • カフェのおしゃれなチョークアートの黒板ってどうやって作っているの?
  • 黒板塗装ってDIYで出来るの?

おしゃれなカフェの壁にチョークで書いたメニューや料理のイラストが描いてあることがありますが、そのような壁は黒板塗装を使われている場合が多いです。いろいろな場所を黒板にできる黒板塗装。そんな黒板塗装はどんなものか知識をつけましょう。

黒板塗装とは

黒板塗装とは黒板塗料、チョークボンドペイントなどを用いて塗る塗装で、チョークで文字やイラストを書くことができる黒板のような仕上がりになる塗装のことです。

カフェなどの店舗の内装としてチョークアートでメニューのイラストを描いたりなどおしゃれな空間の演出ができます。また、黒板塗装そのものの仕上がりもつやが無く、落ち着いた空間を演出することができます。

塗料として特に特殊な作業工程が必要というわけではなく、一般的な塗料と同様に塗ることができるので一般の方でも手軽に塗ることができ、DIYでも人気があります。

黒板塗装の下地

黒板塗装の下地は直接チョークで文字やイラストを描くので平滑で頑丈な下地が求められます。

製品によって適応下地が多少違ってきますが、概ね内装では「シナベニヤ」が適しています。

ほかにもガルバイルム鋼板などの金属コンクリートなどにも塗ることが出来るものが多いです。

金属に塗装が可能な製品ではガルバリウム鋼板などに黒板塗装することによってマグネットがつく黒板に仕上げることも可能です。
金属下地以外でマグネットがつく黒板にしたいときは、磁石がつく下地用塗料のマグネットペイントが製品化されていますので下塗りにマグネットペイントを塗って上塗りは黒板塗料で仕上げることで、マグネットがつく黒板を作ることが出来ます。ただ、マグネットペイントは平滑な仕上りにするのが難しいので平滑さの確認をするといいです。

黒板塗装の種類、色

黒板塗料には水性と油性の製品があります。また、製品によっては多色展開されているものもありますので、その製品の特長を知り製品の選定をする必要があります。

屋内、屋外での黒板塗装について

屋内では水性塗料がおすすめ

一般的に内装では水性塗料がおすすめです。

水性塗料はVOCが少なく、水で希釈するので油性塗料で用いるシンナーなどの溶剤の臭いがなく、引火性の危険もないのでDIYにもおすすめです。

屋外には適していないが、それでも使いたい場合

屋外には基本的に黒板塗装は適していないです。

基本的に、チョークでイラストなどを描くことが前提の塗装なのでチョークが流れてしまう屋外利用が想定されてなく、屋外での利用には適していない塗料です。

屋外で黒板塗装をする場合は、耐久性の高い油性塗料のほうが向いています。

屋外へ使用する場合、太陽光線や雨の影響で劣化が早くなるので、できるだけ日陰で雨のあたらない場所で用いる方がいいです。

黒板塗装の色彩

黒板塗装の塗料は製品によっては多色展開されていています
普通の黒板の濃い緑だけではなくピンク調や黄色調の色、ほかにも真っ白なピュアホワイトも展開されている製品があります。

黒板塗装はチョークでイラストを描かなくても、マットで落ち着た印象の塗装なので一般的な黒板色以外の色も選べることで好みの色で、おしゃれな空間の演出ができ、おすすめです。

おすすめ製品

メーカー Imperial Paints
紹介ページ organic チョークボンドペイント[organic]
事例や塗装の仕方、Q&Aなどのページ[organic]
適応下地

屋内用:木材、石こうボード、ビニールクロス、コンクリート、金属など
※下地によって下地処理のシーラーやプライマーなどが必要です。

特徴

有機物質が0でシックハウスの恐れがなく、無害で安心して使うことができる塗料。
カラーも25色も展開していて黒板を作りたい方にも、マットでおしゃれな壁を作りたい方にもおすすめな塗料です。
塗料の容量は120ml、400ml、1L、大容量の1ガロンと展開していて、色々な色を少量購入し試すこともできるのでDIYにも最適です。
カフェの黒板塗装仕上げにもおすすめ。

 

メーカー ターナー色彩株式会社
紹介ページ ターナー チョークボードペイント[ターナー色彩株式会社]
適応下地

屋内用:木部、金属、コンクリート、ビニールクロス、ガラス、アクリルなど※下地によって下地処理のシーラーやプライマーなどが必要です。

特徴

水性でにおいも無く安心して使える塗料。
筆を使って絵具感覚でも塗ることができ手軽に塗ることが出来ます。

カラーバリエーションは12色あり、好みの色を選ぶことができます。
塗料の容量は30ml、170ml、600ml、4Lと展開していて、色々な色を少量購入し試すこともできるのでDIYにも最適です。

マグネットがつく黒板にしたい場合は、同じターナー色彩株式会社より「マグネットペイント」も販売しているのでおすすめです。

ターナー色彩株式会社からは金属のような質感が出せるアイアンペイントなど面白い塗料を販売しているのでホームページを見るだけでも楽しいです。

 

黒板

メーカー ラスト・オリウム
紹介ページ チョークボード ハケ塗り(クリヤー)[ニッペホームプロダクツ]
適応下地

屋内用:木部、コンクリート、化粧ボード、ガラス、ダンボールなど

※下地によって下地処理のシーラーやプライマーなどが必要です。

特徴

透明なクリアー塗装で、下地を生かしたまま黒板にできます。

扉など好きな場所を今の見た目のままチョークで書いたり消したりできる場所にすることができ、部屋のイメージを変えずに黒板の機能を付けることができます。

※似た容器で色付きの塗料も販売しています、正面右下に「CLEAR FINISH」と記載があるものがクリアー塗料なので間違えないように注意してください。

 

使う黒板

メーカー ダイワ
紹介ページ EF黒板ペイント[PAJOLIS]
適応下地

基本屋内用、(屋外で直接風雨にさらされる場所以外):木部、金属など

※下地によって下地処理のシーラーやプライマーなどが必要です。

特徴

油性の黒板塗料ですので水性の塗料より耐久性があります。
基本屋内用ですが、直接風位にさらされない場所のスコアボードや風雨の場合に片づけることが出来るメニューボードなど屋外で利用するものにもある程度使うことができます。

油性塗料なので塗装中や塗装後しばらくは臭いがあります。また、溶剤のペイントうすめ液が必要です。

 

 

屋内利用で臭いが気になる場合は水性のEF黒板ペイントもありますのでそちらを使うのがおすすめです。

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