日本人の3人に1人はかかっていると言われるお尻のトラブル。
賃貸住宅でウォシュレットが無くて困っている方は多いと思います。僕も3点ユニットバスの賃貸住宅に住んでいて、トイレで痛い思いをしてました。
そんなウォシュレットの無い賃貸住宅に住んでいても手軽に使える携帯ウォシュレットというものが世の中にはあるのです!
この記事では携帯ウォシュレットのタイプ別の説明、選び方のポイントを紹介します。
さらに進んだものを希望の方には、ユニットバスでも、電源が無いトイレにも取り付けることが出来るウォシュレットがありますので、どんなものか確認してみたらいいかもしれません。
下記記事に無電源のオシュレットをまとめましたので参考にしてください。
ちなみに「ウォシュレット」という言葉はTOTOの登録商標です。携帯ウォシュレットは「携帯おしり洗浄器」ですが、この記事では一般的にイメージがしやすい「携帯ウォシュレット」と呼ばせて頂きます。
携帯ウォシュレット、タイプ別の特徴
携帯ウォシュレットといっても種類があります。どんな種類があるかというと
①電動式
②手動式
③加圧式、バネ式
各タイプの特徴、メリット、デメリットを紹介していきます。
最後のまとめに表でまとめているのでそちらもご覧ください。
電動式の特徴、メリットとデメリット
■操作方法
ボタン一つで操作できます。多くの製品が水圧の強弱をつけれるように「LOW」と「HIGH」があります。
■動力
電池を入れて動きます。多くの製品が電池を入れる部分はパッキンがあり防水仕様になっています。
水を使う製品なので、事前に仕様を確認し防水性があるものを選びましょう。
■メリット
電動式のメリットは何といってもボタンを押すだけで水が出てくることです。
ほかのタイプと違って疲れ知らずで、水圧の強弱も容易につけれます。
■デメリット
電池が切れたら使えないことが一番のデメリットです。
ほかには音が出ることも挙げられます。外出先の公衆トイレで使うと「ウィィィン」と音が聞こえてしまうかも。でも個室なので気になりません。
電動式のおすすめ製品紹介!
電動式でおすすめなのは「Viaes(ビアエス) 携帯 おしり洗浄器」です。
値段もお手頃なのに、便利な付属品がたくさんついています。
付属のタンクだと水量が少ないと感じる方におすすめなペットボトルをタンクとして使えるアダプターが付属。
※付属品はしっかり付いている商品か各ECサイトで確認しましょう。
ウォシュレットを生み出したTOTOからも携帯ウォシュレットが発売されています。水圧も電気温水便座並みでお尻をしっかりときれいにしてくれます。
手動式の特徴、メリットとデメリット
■操作方法
水を入れたタンク本体を手で押します。押す力加減により水圧の調整が可能。
■動力
自分の手の力が動力です。
■メリット
電池不要でいつでもどこでもお尻を洗浄することが出来ます。
機械ではないので安心して丸ごと洗うことが可能。
落としてもそう簡単に壊れません。
値段も比較的にリーズナブルで、100円ショップにも売っている場合があります。
■デメリット
水圧の調整が難しく均一な水圧にすることは困難。
手で押して水を出すので、狙いを定めにくい。
手動式のおすすめ製品紹介!
手動式のウォシュレットでおすすめは「TONELIFE 携帯用 お尻洗器」です。
タンクの容量が450mlと大容量で1度にたくさんの水を入れることが出来るのでしっかりと洗浄することが出来ます。
手軽に使えて、赤ちゃんのお尻の洗浄にもおすすめです。
加圧式、バネ式の特徴、メリットとデメリット
■操作方法
・加圧式は、ポンプを前後させて圧力をため、スイッチで開放して水を出します。
・バネ式は、ダイヤルを回してバネに力をためて、スイッチで開放して水を出します。
■動力
自分の手の力が動力です。力を貯めるためにポンプやバネを使います。
■メリット
電池不要でいつでもどこでもお尻を洗浄することが出来ます。
電動式にせまる強い水圧で洗浄することが出来ます。
機械ではないので安心して丸ごと洗うことが可能。
落としてもそう簡単に壊れません。
値段も比較的にリーズナブル。
■デメリット
スイッチで力を開放したときは強い水圧だが徐々に水圧が弱くなっていく。
トイレに入る前に力を蓄える準備が必要。
1回で洗いきれなかった場合、力を貯めるのに時間がかかる。
加圧式、バネ式のおすすめ製品紹介!
加圧式でおすすめなのは「加圧式 シャワーウォッシュ F8240-m」です。
水圧も強力で、電動式にも劣りません。
タンクの容量が小さめですが、持ち運びが便利になるというメリットがあります。
バネ式でおすすめなのは「ミヨシ 帯用トラベルトイレシャワ- MBK-TW01/BL」です。
バネ式の商品は種類が少なくニッチな商品でほかにバネ式は僕が探す限り見つからなかったのですが、加圧式と同様な機能はあるように感じますので、候補の一つとして検討の価値ありです。
水圧も加圧式と同様に強力で実用に問題なし。
こちらの商品もタンク容量が小さいですが、持ち運びに便利です。
携帯ウォシュレットの利用シーン別おすすめタイプ
賃貸住宅にウォシュレットがついていないときに手軽に使える携帯ウォシュレットです、そんな携帯ウォシュレットのおすすめの利用シーンとそのシーンごとのおすすめタイプを紹介します。
①赤ちゃんのおしりを洗うのにも使えます。
赤ちゃんにや優しい水圧で自分で加減がしやすい加圧式がおすすめです。
②海外旅行のお供に。
海外ではまだないところがあるウォシュレットですが、携帯ウォシュレットをもっていけば安心です。
電池が手に入らないことを想定し、加圧式がおすすめです。
③海外出張に。
汚いトイレでもトイレットペーパーが切れているトイレでも携帯ウォシュレットがあればお尻のキレイは確保できます。
海外出張では比較的電池が手に入りやすい場合がおおいので、電動式がおすすめです。
④災害時に。
いつ起こるかわからに災害。停電したときにも、避難場所でもウォシュレットが使えるようにしたいです。
通常は保管して、非常時のみ使うので保管場所には困らなく、電池が手に入らないことも想定して電動式と加圧式の2種類そろえておくのがおすすめです。
まとめ
タイプ | 操作方法 | メリット | デメリット | おすすめ利用シーン |
---|---|---|---|---|
電動式 | 電池を電源として、 ボタン一つで操作 | ・疲れなく手軽 ・水圧の強弱をつけれるものが主流 | ・電池が切れたら使えない ・ちょっと音がします | ウォシュレットの代わりに、 旅行や外出のお供におすすめ |
手動式 | 水を入れたボトル部分を 手で押して水を押し出す | ・手軽 ・軽くて持ち運びに便利 | ・水圧が握力による ・基本的に水圧弱い ・水が拡散しがち | 赤ちゃんのおしり洗浄に おすすめ |
加圧式 バネ式 | ・加圧タイプは ポンプで圧力ためて、 開放して洗浄 ・バネタイプは バネの力を利用 | ・電源が不要でも 電動タイプと同じ ぐらいの水圧を出せる | ・水を出すまで時間がかかる ・水が出る継続時間が短め | 電動タイプの代わりに、 持ち運びにおすすめ |